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川越市消防設備概況
川越市消防設備概況
本市消防組は市制施行前、川越町は組頭一人、部長二十二人、小頭六十九人、消防手一千人、計千九十二人。 仙波村は組頭一人、部長四人、小頭六人、消防手百八十四人、計百九十五人を以て組繊しなりしが、 大正十一年十二月一日市制施行後組織を改め市内を十一部に分ち、 組頭一人、部長十一人、小頭三十一人、消防手四百二十人とし、爾来機具の整備に従ひ、昭和二年七月七日組頭一人、副組頭一人、部長十一人、小頭三十三人、消防手二百六十一人、計三百七人に減員し、更に昭和四年度に於て第一部の組織を変更し常備部を設置し且つ全部の人員を減じ、組頭一人、副組頭一人、部長十一人、小頭二十二人、消防手百四十四人、計百七十九人に減じ、第十一部を救護班とし、火災の際出場救護に従事せしむ。而して大正十三年度より三ケ年計画を以て機具機械並に被服の改善、専用井戸、貯水池の設備、火の見櫓の施設等を企図し、昭和元年度を以て大略之が施設及改善を了しゝが、尚消防専用井戸貯水池の不足を感じ、昭和二年度より更に三ヶ年計画を以てこれが設備の完成を期せり。
次に昭和四年度の総予算を挙ぐれば、経常部二十八万五千四十六円、臨時部七万九百七十円計三十五万六千十六円なり。尚左に現消防役員氏名を掲ぐ。
消防組役員
組頭 | 清水友右衛門 | ||
副組頭 | 井坂一郎 | ||
第一部長 | 水田甚吉 | ||
小頭 | 黒吉武治 | ||
第二部長 | 新井平吉 | ||
小頭 | 新井孝 | 太田留造 | |
第三部長 | 松岡国造 | ||
小頭 | 岡田弥兵衛 | 小谷野秋太郎 | |
第四部長 | 綾部門 | ||
小頭 | 内田三七吉 | 梶田清右衛門 | |
第五部長 | 岡崎寅吉 | ||
小頭 | 栗原惣吉 | 平沼保治 | |
第六部長 | 大沢葛十郎 | ||
小頭 | 岩沢喜平 | 津ヶ原久次 | |
第七部長 | 長谷川半三郎 | ||
小頭 | 金子豊吉 | 斉藤富士太郎 | |
第八部長 | 飯島安太郎 | ||
小頭 | 中島清吉 | 坂本修司 | |
第九部長 | 西川卯八 | ||
小頭 | 長峰正次 | 尾高徳太郎 | |
第十部長 | 酒井傅八 | ||
小頭 | 市川弥平 | 桐生真作 | 斉田幾太郎 |
第十一部長 | 新井満吉 | ||
小頭 | 久保田利太郎 | 田中多吉 |